映画・ドラマ

4/20OA。『24』のプロデューサーが贈るティム・ロス主演の話題作。先日、第1回放送を見ましたが、おもしろくなりそうですよ。ある意味、男性必見?

2010/04/19

ライ・トゥー・ミー #3「優等生の悲劇 」

1. カル・ライトマンは実在する?!
表情・動作・声などから真実や嘘を暴いて事件捜査に役立てている実在のスペシャリスト、ポール・エクマン博士の科学的発見を元に構成された迫力ある新感覚ドラマ。 ポール・エクマン博士は番組の監修も務める。
2. ヒトが無意識に作る表情は世界共通!
悲しい時、楽しい時、怒っている時、嘘をついている時、ヒトが無意識に出す表情は世界共通。米元大統領のクリントンもビン・ラディンも・・・そしてあなたも、嘘をつく時、無意識にふと見せるのは同じ表情。番組ではそれをカル・ライトマンがユーモアも加えながら、説明し、ストーリーが展開する。
3. あなたもウソを見抜けるかも?!
微妙な表情の変化でウソを見抜くカル・ライトマンに習って、周りのウソを見抜けるようになるかも・・・?!その手法は必見!

カテゴリ
映画・ドラマ
チャンネル
ch233FOX

放送日:4月20日(火) 23:00~24:00

『言葉は信用していませんから』と主人公のライトマン博士は犯罪の被疑者を前にして平然と言い放つ。
ここに、時の経つのも忘れるほど引き込まれるこのドラマの比類なき面白さが凝縮されている。
このシーンを見て、多くの方々は「石が笑う様な驚き」を感じたに違いない。
言葉ではなく、我々が無意識に示す目の動き、表情、しぐさなどのコミュニケーションチャンネルが、犯行の真偽の判定に活用されているなんて。
字幕に気を取られて見逃しても、肝心な部分はピンポイントのアップで繰り返して示され、解説もなされるので、この点、理解しやすかったのではと思われる。
さて、ドラマで示された非言語コミュニケーションを幾つか取り上げ、解説を加えてみることにしましょう。

<ポイント1:握手>
相手の気持ちを推測するのに、手の握り方の強弱や振り方の加減からではなく、手の平の体温に基づいてなされていた。我々が何事かに恐怖を感じると、両足の骨格筋にたくさんの血液が集まり、そのため手の平は冷たく、顔は血の気を引いて白っぽくなるようになる。一時的に身体は動かなくなり、この間に逃げるか否かの判断が下される。と同時に、情動を司る脳はホルモンの分泌を促し、いつでも逃走出来る様に体勢を整える。恐怖という感情は嘘を述べることから生じることも少なくない。見破られはしまいかという恐怖を抱かせるからである。
<ポイント2:握り拳&腕まくり>
我々が怒りを感じると、両手に血液が集まり、手の平は暖かくなる。血圧は上昇しアドレナリンも分泌されるので、激しい攻撃行動も出来る。真実から人の目を逸らせるために、怒りがカモフラージュとして使われる事もある。
<ポイント3:瞳孔の拡張>
実際には、白目と瞳孔の間にある虹彩が直径2ミリから8ミリ近くまで収縮したり拡張する動きを指している。恐怖や怒りや性的欲望で虹彩は広がるのだが、8ミリ近くまで拡張した瞳孔(虹彩)の写真は大変珍しい。男性では女性のヌード、女性では赤ん坊を見ると瞳孔が広がりやすいので、撮影ではそうした工夫があったのかもしれない。ただし、東洋人は虹彩が茶褐色なために、瞳孔の開閉は分かりにくい。そのため、嘘を見破る場合、瞳孔の拡張は有力な手がかりとや言えない。
<ポイント4:微笑み>
本心からの喜びは、水平に広げられた口と目じりに出来る横じわを伴うが、4秒以上示されると作り笑いになる。笑ってごまかす偽りの微笑みには目じりの横じわがない。また、上まぶたが下がることによる細目も見られない。
<ポイント5:表情としぐさの違い>
表情は万国共通である。一方、しぐさは言語と同じ様に国・文化により異なる。例えば、欧米では、恥ずかしい気持ちは額への自己タッチに見られるが、日本では頭を掻くしぐさで示されるなどなど。
<ポイント6:嫌悪の表情>
有害な臭いを鼻孔で防御し、有害な食べ物を口から吐き出す大昔のなごりの嫌悪の典型的な表情については、被疑者の高校生が見事に示していた。それも、犯行とは異なる件の欺瞞と関連する自己嫌悪を強烈に示す表情であった。


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