Program:消えゆく夢の町KAWASHIMO ~アメリカ最後の日本人町~
遠藤憲一を案内人に迎え、毎週月曜夜10時から、人物ドキュメンタリー、アート、カルチャー、歴史など、ジャンルを問わず大人の知的好奇心を刺激するノンフィクション・エンターテインメントを贈る。今回は、消え行こうとする日本人町に暮らす、日系2世の老人たち。夢の町が見続けた、移民たちの物語。
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放送日:10月4日(月) 22:00~22:50
アメリカの地に唯一残る“日本人町”の町並みが消えようとしている―。
カリフォルニア州ウォールナッツグローブ。州都サクラメントから車で30分あまりの川沿いにある町。
19世紀末から移民が集まりはじめ、第二次大戦前には2000人以上の日本人で賑わいを見せ、銭湯・豆腐屋・旅館などが連なり、町には人通りが絶えなかった。
日本人移民たちによって「カワシモ」と名づけられたこの町は、彼らが自らの手で作りあげた夢の町でもあった。
長い時を経て、今ではほとんどが空き家となり、80代・90代になった日系2世の老人たち数名が静かに暮らす。
農場での過酷な労働、大戦中の強制収容所での生活、言い知れぬ差別の中で生き抜きながら、カワシモの人々は子供たちがいつかアメリカ社会で成功することを夢見て、その教育に心血を注いできた。
子供たちがアメリカ社会へ羽ばたくことは、町を捨て、故郷を離れることを意味するが、それが子供たちの目標であり、親たちの望みでもあったという。
町の衰退は、苦難の歩みから這い上がった移民たちの夢が実現した証―。
番組では、子供たちをアメリカ社会に送り出した2世たちの静かな日常を追いながら、「自分の人生を悔いたり恨んだりしていない」と語る彼らの、“町”そして“故郷”への思いを探る。

